TOP » 妖怪ギャラリー » あ行
うしおに(牛鬼) [ushioni]
- その名の通り、牛の鬼。
頭が牛で、体が鬼。またはその逆パターン。
性質はきわめて凶暴で、人に害をなす。
近畿、四国、中国地方に多くの伝承が残り、
山陰地方の牛鬼は濡女や磯女とのセットになっていることもある。
昔からの画に、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』と佐脇嵩之の『百怪図巻』の牛鬼があります。
『画図百鬼夜行』版の牛鬼は、手足に鋭い爪を生やし荒れ狂った牛の姿が描かれ、『百怪図巻』版の牛鬼は、不気味な蜘蛛の姿で描かれてます。
これは、海に現れる海水性(?)の牛鬼。
[関連妖怪]