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はかのひ(墓の火) [hakanohi]

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去(さ)るものは日々にうとく、生ずるものは日々にしたし。古きつかは犁(すか)れて田となり、しるしの松は薪(たきゞ)となりても、五輪(ごりん)のかたちありありと陰火(いんくは)のもゆる事あるいはいかなる執着(しうぢゃく)の心ならんかし。 鳥山石燕『今昔画図続百鬼』
怪火の一種。
画を見ると荒れた墓の元から炎が燃え上がっている。
墓の主の怨念なのだろうか。
人体から出る鱗火であるとも云われている。

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