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ぶるぶる(震々) [buruburu]

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ぶるぶる又ぞゞ神とも臆病神(おくべうがみ)ともいふ。人おそるゝ事あれば、身戦栗(みせんりつ)してぞつとする事あり。これ此神のえりもとにつきし也。 鳥山石燕『今昔画図続百鬼』
“ぶるぶる”は別名ぞぞ神、臆病神とも言われ、取り憑かれると寒気を感じると云われている。
なんの前触れもなく寒気がする時は、この妖怪に取り憑かれたと思ってよい。
鳥山石燕の画も妖怪の名前の通りタッチがブルブルしている。

ゲゲゲの鬼太郎では、画に封じ込まれていたが燃やしたために封印が解け峠で悪さをするようになる。
鬼太郎の髪の毛針によって一時木に縫い止められるが、それをねずみ男が干物だと勘違いし食べたしまった。
ねずみ男の体温が下がるので湯に浸け、高温で口から逃げ出そうとするぶるぶるを風船に入れ飛ばすと言うお話。

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