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あみきり(網剪) [amikiri]

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鳥山石燕の『画図百鬼夜行』を見ると、両手がハサミ状になったエビに似た妖怪が庭先から現れてる画である。
部屋は簾に灯籠が掛けてあり、縁側には団扇と枕。
何を意味するのか分からないが、まあ季節は夏と云うことが分かる。
“あみきり”だから網に似た蚊帳を切りに来たのか。

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